sayonarayouth

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Beautiful Dreamer

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』を見返した。押井先生、やっぱり止め絵で淡々と会話させるシーンが多いなぁと感じる。その点において『東京無国籍少女』は退屈だったんだけど、こっちは映像に時代の質感があるから見ていて飽きない。

 改めて見返して思ったのは言うほど「ループものか?」ってところで、繰り返しの中にある僅かな違和や差異をヒントにループ脱出に向かうようなゲーム的なものでは別にないし、ループしているが故の悲哀なんかが特別あるわけでもない。(とはいえ自己言及性においては親和性高いよね)

 そしてやっぱりそこがいいところで、「学園祭の前日のような楽しい日々を、〝みんな〟と一緒にずっと過ごしていたい」っていうシンプルな願望は、とても眩しい。

 開き直ったように崩壊した世界で、開き直ったように遊び惚ける少年少女たち。黄昏時、給水塔の上から崩壊した世界を〝みんな〟で眺める。とても美しい一瞬だと思う。

 実際の70~80年代の学生生活があんな感じだったのかどうかは分からないけれど、「僕ら」の青春とは違う土台、前提があったんだろうなぁと思うと、決して経験できないその時代に想いを馳せたくなってしまう。偽りのノスタルジー

 

 高橋留美子のつくる女性キャラクターは本当に可愛いですね。最近そこそこ流行りの、瞳の真ん中が白抜きの目、BD作中でその省略のされ方が結構あって、可愛いタッチだなぁと思うんですよね。

 

 その夢から、抜け出さなくてもいいと思うよって、今の僕なら言えてしまう、そんな気もする。現実に帰るのなら「責任取ってね」なんてさ、無邪気でいいよなぁ。

 作品にまつわる諸々の逸話含め、好きな作品です。しかし「ハルヒ」、まんまBDなんだなぁ。